2006年12月22日
ループ
再びシカゴの話。
シカゴの空港には地下鉄が思いっきり乗り入れている。
アメリカのスタイルに任せると、
「ダウンタウンまでキャブで30分でたどり着けない空港は意味がない」そうである。
商業都市や首都ではなおさらのこと。
タクシーに乗ろうものなら目の玉が飛び出すような金額を請求され、
スーツを着たビジネスマンに遠路遥々、空港への小旅行をさせてくれる、
ドコカの国の素敵な首都空港は、「空港」としてのていを成していない。
かつてバックパックを背負って、この国を一ヶ月放浪したことがある。
ビンボウ旅行にも関わらず、「長距離バス会社の倒産」という憂き目に遭い、
安い長距離の乗り放題パス(3万円)を買えずに、
「国内線フライトの乗り放題のパス」(6万円)に頼らなくてはならなくなり、
毎日といっていいほど、空港に足を向けた。
アメリカ麗賛派ではないが、
このときはアメリカの空港の素晴らしさに驚嘆した。
日本の空港が3つも4つもあるようなサイズにもかかわらず、
空港内を無料の鉄道が走り、
ダウンタウンへ驚くような安い料金でアクセスできる空港は、
「バスターミナル」と大して変わらない印象だった。
特にここシカゴは、空港ターミナルに地下鉄が乗り入れ、
「ループ」といわれるダウンタウン・エリアまで、30分ほど、¥200もかからない。
アメリカの空港の中でも驚きの空港だった。
ビンボウ旅行者にはありがたいことだし、
その地下鉄が地元の人で混み合っているのをみて、
「アメリカ人はフライトをバスのように便利に使うのだなあ」と驚いたことを覚えている。
その地下鉄。
何年ぶりかの再会だが、
かつてのままの車両、駅の風景。
時間の経過した分だけ古びていて、コレといって新しくなっているところもなく・・・。
これもアメリカ。
シカゴの空港には地下鉄が思いっきり乗り入れている。
アメリカのスタイルに任せると、
「ダウンタウンまでキャブで30分でたどり着けない空港は意味がない」そうである。
商業都市や首都ではなおさらのこと。
タクシーに乗ろうものなら目の玉が飛び出すような金額を請求され、
スーツを着たビジネスマンに遠路遥々、空港への小旅行をさせてくれる、
ドコカの国の素敵な首都空港は、「空港」としてのていを成していない。
かつてバックパックを背負って、この国を一ヶ月放浪したことがある。
ビンボウ旅行にも関わらず、「長距離バス会社の倒産」という憂き目に遭い、
安い長距離の乗り放題パス(3万円)を買えずに、
「国内線フライトの乗り放題のパス」(6万円)に頼らなくてはならなくなり、
毎日といっていいほど、空港に足を向けた。
アメリカ麗賛派ではないが、
このときはアメリカの空港の素晴らしさに驚嘆した。
日本の空港が3つも4つもあるようなサイズにもかかわらず、
空港内を無料の鉄道が走り、
ダウンタウンへ驚くような安い料金でアクセスできる空港は、
「バスターミナル」と大して変わらない印象だった。
特にここシカゴは、空港ターミナルに地下鉄が乗り入れ、
「ループ」といわれるダウンタウン・エリアまで、30分ほど、¥200もかからない。
アメリカの空港の中でも驚きの空港だった。
ビンボウ旅行者にはありがたいことだし、
その地下鉄が地元の人で混み合っているのをみて、
「アメリカ人はフライトをバスのように便利に使うのだなあ」と驚いたことを覚えている。
その地下鉄。
何年ぶりかの再会だが、
かつてのままの車両、駅の風景。
時間の経過した分だけ古びていて、コレといって新しくなっているところもなく・・・。
これもアメリカ。